「相続税の増税に備えた対策」はお済みですか?
2013-02-25
ついに相続税の増税が実施される運びになりそうです。(H27年1月1日以後発生のご相続から適用です。)今回の相続税の増税案は、これまで多額の相続税を負担してきた富裕層ではなく、相続税を負担してこなかった中流層がターゲットにされており、改正後は、自宅と少しの預金や生命保険でも家族構成等によっては相続税が課税される可能性があります。
そこでここでは相続対策の一つをご紹介します。それはお孫さんを「養子」にするのです。
実子がいない場合は2人、実子がいる場合には1人まで相続税法上、養子にすることができます。普通養子であれば、手続きも比較的簡単で、実の親との親子関係もそのままです。
ただし、注意点は2つ。孫を養子にした場合、基本的に孫の相続税が2割増しになってしまうこと。養子縁組することについて、節税以外の目的・理由がないと、税務上認められない可能性があることです。
「将来お墓を守ることになる孫に自分の遺産を遺したい」これも立派な理由です。相続税が身近な税金に変わりつつあります。検討してみてはいかがでしょうか。実行にあたっては留意点がございますのでぜひ一度お問い合わせ下さい。その他の対策も併せてアドバイスさせて頂きます。
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